知識と技術と想像力

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株式会社 オリス

2010.10.27

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台風14号

 3時のお茶休みまでは秋晴れでしたが、みるみる曇天になってしまいました。週末には関東にも台風の影響がでそうな雲行きです。台風14号はタイ語でチャバといい、ハイビスカスの意味だそうですが、記憶に残らないことを望みます。
IMG_2945.JPG お天気が崩れるのが判っているので、板金屋さんには屋根工事を完了してもらいました。施工は私の後輩でもある鈴木板金工業所さんです。

 外部の左官下地のザラ板を張っているところです。構造強度の増強もありますが、壁内通気の為の仕掛けを施しています。
 うっかりして昨日のブログを削除してしまいました。グラスウールの普及品(10K 100mm厚)の納期が1ヶ月待ちとか、でもセルローズファイバーは大丈夫とか書いたような記憶があるのですが。

2010.10.24

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第36回越谷市民まつり

 娘にとってはこれが最後のパフォーマンスになりました。6年生なので引退です。観衆の前でも号令の声は、良く通っていました。 ← 世間では親バカという
※訂正 まだ踊る機会があるそうです。娘と女房におこられました。11/1

2010.10.23

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屋根葺き

 久しぶりに爽やかな秋晴れでした。汗をかきながら板金屋さんが工事していました。
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 概ねアルミサッシが取り付けられ、透湿防水紙でラッピングに取り掛かっています。今回は下地材の不備がないかをチェックしながら、私も大工と一緒になって張っています。重なりや出隅、入り隅の廻し方、何よりもピンと張るのが大事で、雨水が内部に浸水しないように、防水テープを併用して施工します。ここまではどこの会社でも作業している当たり前のことですが、ザラ板を張り終えてから、今度は湿式専用の透湿防水シートを張ることになっています。

 内勤や車での移動が多い生活習慣で体がなまりがちですが、たまに現場で仕事をすると、普段動かさない手足や筋肉の運動にもなり、肩こりや腰痛にはかえって良いのかも知れません。おかげで夜は熟睡です。

2010.10.22

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中間検査

 今日は住宅瑕疵担保責任保険の2回目の検査がありました。板金屋さんが屋根葺き作業中で、尚且つ耐力壁材がセルロースファイバーを吹き込まないと張れない状況下でしたが、耐力壁仕様の確認等をして合格でした。
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 屋根裏には給水管のループ配管をしていました。これはエコキュートへの一次側の給水温度を上げて、特に冬季での熱交換の負荷を少なくして電気料金も安くさせる狙いです。建築士さんの要望で、施工した水道屋さんもそうきたか、と関心していました。でも今日の検査員さんは気付いていたのか、最初から検査対象外だったのか判りませんが、特に聞かれませんでした。IMG_2877.JPG

 屋根に上がってガルバリウム鋼板の段葺き材を確認。今回も横の継ぎ手なしの加工をしてもらっています。現場搬入条件が良ければ、最大15mまで1枚物での加工が可能です。当社施工のOB宅は、全てこの仕様で葺いていますのでご安心あれ。

2010.10.18

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智頭杉納品

サカモトさんの智頭杉が納品されました。大概材木屋さんは注文に応じて挽き売りする場合が多いのですが、ここは造作材の加工までするので、挽いた状態で乾燥させて常時ストックしているそうです。おかげでついこの前オーダーしたばかりの材料が、もう手元に届きました。
 杢目の積み具合や素性の良さは期待していた通り。しかし加工して仕上げてみなくては判りません。坂本専務に加工したあとで感想を連絡しますよ、と携帯に電話を入れたところ、乾燥の感想もお願いしますと切り返されました。やるなお主。
 2ヶ月程前、ビックサイトでたまたまお会いして話を聞き、自然な流れで取引きにまで到りました。謙遜していて正体不明という印象でしたが、調べてみたらなかなか魅力ある材木屋さんだということが判明。
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 実家に行ったということは、帰りにまた野菜のお土産を頂きました。流石に今回は新婚さんにもお裾分けしました。我が家の今晩の食卓には、秋茄子の素揚げが登場。果たしてお嫁さんは秋茄子を食べられたのでしょうか。


 畑の奥の方にはゴーヤのアーケードがあり、そこをくぐると柿の木があります。カラスが食べ頃を見計らっているので今のうちに収穫したほうが良い、というおふくろの提言があり、半分ほどもぎってきました。
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 紋白チョウや赤とんぼが飛び交っていて、息を止めてそっと一枚撮影。こんなことをしていると一眼デジカメが欲しくなる気持ち、よく判ります。でもその前に我が家は地デジ化&TV購入、パソコン買換えが優先課題で、先立つものが何とやらです。
エコパウダーさんからのニュースです。防腐防蟻材として長期優良住宅、フラット35Sの認定が下りたそうです。

2010.10.15

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サッシ取り付け

 はっきりしないお天気ですが、何とか1階の床下地を納めて、サッシの取り付けが始まりました。何の変哲も無い画像ですが、サッシの上下に注目。
IMG_2823.JPG IMG_2824.JPG 今回の現場はザラ板(左官下地板)同士の隙間より壁内通気をさせる為、斜め張り。従って、窓廻りは釘のかかり寸法を確保する為、写真のように一手間入れて施工しています。特に窓台はペアガラスの重量を受けるので、補強兼用でもあります。木材同士がL字となり、窓の角から壁にひび割れが発生するのも制御してくれることでしょう。

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 サッシにはサンアルゴンペア・グリーンガラスが組み込まれています。リンクでも張っていますが、詳しくはこちらまで。株式会社 サンエム

 週明けには智頭杉の造作材が下小屋に納品されます。
 楽しみにしてますよ。(坂本専務へ)

2010.10.11

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収穫の秋

 このところ所用で幸手の実家に寄る事が多くなりました。秋なので、その都度これ持ってけと、ネギやナス、ゴーヤ、キュウリを頂いています。今回はそれに柿と栗とカボチャが追加されて、帰りのバンは行商かよ、状態です。秋ナスは何とやらですが、もう実をつけるのは最後のようです。以前だとヘタのとげがいたいくらいで鋏が要りましたが、この頃になると手でもげるんですね。
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 子供の頃、ナスが取れ放題の時期のご飯のおかずは当然ナスづくしでさすがに閉口しましたが、今ではなんて贅沢な暮らしだったのかと思います。歳をとるにつれ、新鮮で安全な野菜や果物は、ありがたいの一言に尽きます。
 なべに水をいれガスに火を点け、おふくろはバケツと鋏(若しくは包丁)を持って畑に野菜を採りに行き、サッと洗って素早く切って味噌汁を作ったものです。計ったように、畑から戻る頃には丁度良くなべの湯が沸騰していたものでした。もう81歳になるので畑仕事は止めればという意見も聞かず、ボケ防止の為とか、普通に収穫できる野菜をお金で買う事への抵抗からか、当面止めそうもありません。でも行けば畑仕事の手伝いをする事も増えて、鍬で苗床をつくることも度々になりました。
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 やはり生活の知恵として、例えばナスならナスの調理方法を煮る、焼く、炒める、あわせる、はては漬物に到るまで、そのバリエーションを考えなくてはならないという必然が、農家には求められるのでしょうね。食べる家族よりも、調理する者のほうが一番そこら辺を判っているはずですから。
 親元を離れ、結婚して二人暮らし、子供が出来る時期、子供の成長と共に食生活も変わりますが、行き着くところは新鮮で安全でおいしい、少しの食材になるかと思うのです。これって終の棲家にも相通じるところでしょうか。

2010.10.8

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屋根

 上棟して一週間。屋根下地の作業が進み、徐々に日陰エリアが増えてきました。毎度のことですが、時間が出来れば大工に混じって私もお手伝いしています。昔から高いところは平気ですが、加齢の為油断は禁物ですね。労災保険に加入しているとはいえ、誰でも怪我は嫌ですから、決して急がないこと。
 壁野地下地が終わらないと雨風の影響を受けてしまいますので、気心の知れている大工さんに応援に来て貰っています。明日午前中には屋根ルーフィング張りまで終わることでしょう。
IMG_2797.JPGIMG_2804.JPG 今回は軒先が化粧の為、軒裏兼用の杉板を張る際には、誰か下で隙間が出ていないかを見て指示しなくてはいけません。板を加工するもの、それを受け取り手渡しして目視するもの、屋根で作業するもので、最低3人いないと捗りません。今のところ雨で一日休んだ以外、予定通り進捗しています。ありがたいことです。

2010.10.4

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土地

 梅雨前に一度外構プランを提示して、それから施主様も暫く悩まれていたようで、数日前にそろそろ決まりをつけたいとの連絡が入りました。玄関ポーチから既存の土間コンまで奥行き23m、幅が25mの外構というのも、スケール感覚が麻痺してしまいます。
 既に打ち合わせ用の目印が地べたに描いてあったり、棒が差してあったりで、計測が楽でした。同行した業者のアドバイスを聞きながら排水計画も練り、これから見積りに取り掛かります。
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 先代から受け継いだ土地から、新たに探して購入する土地まで、広さ、高さ、水捌け、日当り、利便性、地価・購入価格、地耐力、本当にさまざまです。それぞれの事情の下、その土地に家をつくる作業は一筋縄とはいきません。時間をずらして計画地に佇み、近隣や計画する建物の朝晩の様子を想像するのも大事なことです。
 土、日にかけて画像3枚に関わるお客様とお会いしました。何かご縁あってのことですので、期待してください。

 リンクしている一真様のブログが今月に入って削除されたようです。以前から体調をくずされて更新もままならぬ感じでしたが、どなたか近況をご存知の方はお手数ですがこちらまでお知らせ願います。

2010.10.1

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野地作業

 雨上がりの初日の作業は10月に入りました。小屋に横たわる材木は垂木で、柱ではありません。4寸角の軒先化粧垂木に杉の野地厚板を化粧で張り寄せます。IMG_2754.JPGIMG_2755.JPG

 どう見ても無垢の杉材の本実フローリングですが、これは化粧野地板。軒裏兼用となります。

 今回は剛床の28mm構造用合板を、建て方時に張りました。雨や汚れから守る為に、逆糊フィルムを同時施工したので、昨日の雨でも影響はありませんでした。
 このところ土日は、新規のお客様をOB宅へ案内しています。いろいろ皆様にはお世話になっていますが、改めて御礼申し上げます。

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