2018.7.18
蔵前
あれから梅雨になり、いつの間にか梅雨明けし、今は猛暑というか酷暑の毎日が続いています。
西日本が大変なことになってしまい、亡くなられたかたや被災されたかたが多数でてしまいました。家が流されたり倒壊するシーンを見るのは、家を造る仕事を生業としているものにとっては忍び難いものがあります。それ以上に人の命があっという間に消えてしまうことは言葉もありません。
被害ゼロとはいかないまでも、もっと最少の被害に留めることはできなかったのかとか、いろいろ考えてしまいました。
さて蔵前の現場は内部の大工工事が終わり、外壁吹付け工事を猛暑の中職人さんに頑張ってもらい、事故も無く完了したところです。外部はこれからバルコニー手摺笠木を納め、それに桧の板材を大工が取付け、最後に雨樋を掛けてから足場バラシという流れになります。狭小地な為、内部仕上げ工事はその後の工程に当初から予定した通りになります。
大工工事の終盤の施工で、巾木の曲げ加工がありました。前回同様、ホールの袖壁の端部を丸く仕上げるので、巾木もそういう加工をして納めなくてはならないのです。試行錯誤を繰り返しながら3度目にうまくできあがったようです。
こちらは昨日現場で仮付けしたスチール製の階段手摺です。階段上がり鼻から2階階段ホールまで一体で加工製作してもらいました。でも長くてそのままでは家の中に入れられないので途中でさや管継ぎをしています。これから塗装屋に持ち込み、内壁を仕上げる前に取付けることになります。これから作業に入る職人さん方々、ご承知願います(関係者へ通達)
今回は造り付け収納が満載の家です。詳細は次回改めてここでご案内しますのでお楽しみに!