2011.7.26
左官下地
このところ現場管理よりも事務の比重が増してきています。
先日、深夜の見積もり中に、仕事場の照明器具が突然消えてしまいました。この間基板交換した和室の照明器具です。カタログから選んでいる余裕もなく、本日急いで電器屋さんへ買い物。展示品から探さずを得ません。店員が言うには、流行のLED器具は在庫が無いとのこと。価格的にはサイフにやさしい蛍光灯タイプに決めて、早速取り替え。これから家をつくるお客様は、照明器具でもいろいろ悩むのだろうなと思いました。
その前の日は、やはり深夜マウスが壊れてクリックがし辛くなり、これも買い替え。平穏な環境でないと事務は捗らないのも事実。これ以上モノが壊れませんように。
市内の現場は、外部左官工事の下地作業に取り掛かっています。ザラ板には湿式専用の透湿防水紙(モルタルラミテクト)を張り、8mm山の波ラスを仮止め中。太陽の日差しを避けながら、陰に隠れて作業していました。
波ラス張りの前には、壁を貫通してしまう配管や配線材の止水処理の確認。窓廻りの防水テープは、下張りシートとモルタルラミテクトそれぞれに、2重に施工しています。まぁこれはいつものことですが。
2011.7.24
雑感
大型台風で被害に遭われたところもありますが、ここ埼玉県は内陸の為か然程影響はありませんでした。しかし震災で瓦屋根の修理も間に合っていない中、自然現象とは言え、恨めしくもあります。ここあたりは福島原発と浜岡原発のちょうど真ん中ですが、気流で運ばれた放射能の塵や汚染物資の移動で、もはや全ての飲食物の摂取に慎重でなければなりません。汚染されているのは茶葉や牛肉だけではないことだけは事実なのです。特に心配なのが、小さい子供や赤ちゃん、女性や青少年かたがたです。
そして、今さらですがワールドカップ女子サッカーチーム、快挙と言えばそれまでですが、FIFAランキング4位の実力なら確率は0では無かったと思います。ただアメリカに一度も勝ったことがないということ。今回PKで勝ちましたが、正式記録は引き分けで、やはりまだアメリカの不敗は継続中だそうです。本当にアメリカチームは強いし、美女が多い。
そんな中、背番号8の宮間選手。情熱と冷静の間の言動に魅せられました。
米女子サッカーのGK、ホープ・ソロ選手、デヴィッド・レターマンのトークショーに出演。友達の宮間あや選手のことに触れる。 (過去同じチームに所属していた時期がある)
「私はW杯の試合前に相手チームの選手とはしゃべったことはないんだけどね」
と前置きしながら、宮間選手が決勝戦の試合前に、どんな試合になるとしても楽しみましょう、とメールをくれたと明かす。 そして試合後、ソロ選手のところに
「彼女(宮間選手)がやってきたけれど喜ぼうとしなかった。私たちが傷ついているのを知っていたから」
「(こうしたことから)いかに彼女たちの国が敬意を受けるに値するか分かるでしょう」
とソロ選手。宮間選手には
「アヤ、日本は初めてのW杯優勝なんだから喜んでいいのよ。お願いだから!」
http://www.youtube.com/watch?v=G7vhX8mWQRs&feature=feedu
「フィーバーはすぐ終わる。ただのフィーバーで終わらせないためにはピッチで表現し続けることが大事。地道な努力が環境を良くしていく」 これは宮間選手の発言。
熱しやすく冷めやすい国民性はいかんともし難いですが、こういう達観した考えや言動は大切なことです。既得権益で不労所得を国民からくすねている一部の輩とは対極の考えで、彼らの心には一体何が届いたというのでしょうか。
2011.7.16
猛暑
台風6号が勢力を増して、週明けには本土に上陸する予報がでています。
毎日猛暑の日々で、体調をキープするのも我慢と工夫が要るようです。特にこの時期は、全英オープン、女子サッカー、なかには高校野球に気もそぞろな方もいるのではないでしょうか。
これは試練かも知れん。(フゥ~←皆さんのため息)
市内の新築工事現場は、できるところからボード張りがはじまっています。
拙宅のインターフォンの親機が、2~3日くらい前からブーンというハウリング音が鳴りやまず、来訪者と通話ができなくなってしまいました。親機の配線を差し替えても直らず、また電化製品の買い替えかと、半ば諦めてカメラ子機を軽く叩いたところ、何と復帰して正常な動作に戻ったのです。これは昨日のこと。
散々次の機種はカラーモニターで録画機能を付けて、夜間でもLEDライトで来訪者が判る機種で、等と家族に話したもので、これって買い換えないってこと?と切なそうに聞かれました。
そうだよ、モノは大事にしようね。
2011.7.11
4ヶ月前
あの日、大勢の命が失われました。身内のことではなくとも、喪中であるという気遣いは、心のどこかに持ち続けていきたいと思っています。
2011.7.9
防音室
いつの間にか関東も梅雨明けしたようです。猛暑の日々は加齢と共に過酷な仕打ちです。新築現場では足場に巣を作っていた鳩の赤ちゃんが、二羽誕生しました。このまま無事巣立って欲しいものです。
今日は防音室の学習の為、大建東京ショールーム内にあるサウンドセンターに行ってきました。環境省では「騒音に係る環境基準」を設けており、市町村でも独自に条例で数値を決めていたりしています。皆あとで知ったことばかりですが、第一種住居地域では、昼(6:00AM~10:00PM)で50db以下、夜(10:00PM~6:00AM)では45db以下といった具合で、騒音訴訟問題になるとこの数値が問われることになります。
音響建材の組み合わせでもって防音を図る事は勿論ですが、室内の残響音をライブにするかデッドにするかという嗜好でも更にまた、室内側の仕上げ材が変わってきます。一音一音確かめる楽器の教室のような場合、あるいはもともと管楽器のように音のパワーの出る場合はデッド、声楽や小型の弦楽器のような場合はライブといった具合ですが、最終的にはやはりその人個人の嗜好です。
実際ピアノ音を出して室内、室外の音を聞き分けて、望むレベルをお互いに確認しなくてはならず、今回「音」の専門の人から説明を受け、お客様と感覚を共有できたことは有益でした。大建の担当の方はホルンを演奏されているそうで、こういう場合話は尽きません。セルローズファイバーの吸音性能のことも勿論ご存じでした。
本当に久しぶりに秋葉原駅でしたが、帰りの人波のなか林家ペーさんのようなピンクのドレスを着た男子とすれ違ったりして、テレビでみた通りでした。ショールームの交差点はあの殺傷事件があった現場でもあり、昼食を食べるところを探しても、隣が銀行、上が怪しからんお店?だったりで何だか落ち着かず、結局越谷に戻って来てしまいました。
それにしても都会の暑さはこちらとまた違い、閉口してしまいました。