2013.11.30
浦和の家
今年の「秋」は素通りしてしまったかのようで、もうすぐ12月です。朝の散歩は日の出と共に靄のなかであったり、夕方の散歩は陽が落ちた頃になっているのが初冬なんだなと思うこの頃、11/14で弊社は7期目を迎えた次第であり、お世話になった皆様方には心から感謝申し上げます。
さて消費税改正も一因なのは間違いないのですが、国産木材の市況は豪雨による原木不足、加えて補助金事業の影響で全般的に品薄で価格も急騰傾向であり、木造住宅建設を生業とする関係者はこの先予断を許しません。勿論その先には守るべく顧客がいる訳で、多岐にわたり情報収集を怠らず知恵と勇気で対応していくしかありません。緩やかな景気回復ならばいろいろ体制も追随できて無理のない対応が可能なのですが、需要と供給のバランスが急に変ればどこかに弊害がでるのは世の常であります。
浦和の新築工事現場はサッシが納まり、2階から厚板で床張りをしているところです。が、板金屋さんが多忙で、まだ屋根が葺けていません。野地はゴムアスルーフィング、外面は透湿防水紙でラッピングしているので雨風は凌げるのですが困ったものです。どこの建築業者も一応に忙しくなっているのは良いことなのかと、穿った考えになってしまいます。
野地の作業中は特に天気が不順で、雨風には悩まされました。突然の豪雨で車に避難して1時間後に雨が止み、陽が出てきて作業を再開。画像でも眩しい。
垂木、野地板、ルーフィングまで施工し終えたロフト階は、どこの現場も大体同じような納まりなのですが、何回造ってみても良いもので、ここから見渡す景色は飽きません。屋根垂木は2’×8’材(断面 38mm×184mm)なのでスパンを飛ばすことができ(振れ止め処置や構造金物補強は必須)、この厚みにセルローズファイバー断熱材を充填します。
こちらは1階から2階床下を見上げた画像です。今回の2階床組は剛床合板を張らずに旧来の根太式です。床板の裏には膨張・収縮等の緩衝措置として、溝加工をしています。30mm厚の床板をビス止めで固定しているので、準剛床扱い程度にはならないものかと毎度思います。どなたか実物強度試験をやって検証してくれないものでしょうか。
この先、根太材を包むようにシートを張り、100mm厚を確保してセルローズファイバー断熱工事をするのですが、特性の一つでもある吸音性は、実はこちらの根太式のほうが効果が大きいという利点があることは経験値で認識しています。(特定秘密でもないので公開しました)TVでは「朝まで生テレビ」の音声が流れていて、喧々諤々の様相。
さて写真問題です。うちの「さくら」は 1.エサを催促している 2.威嚇して吠えている 3.あくびをしている どれでしょうか? 答えは次回更新時に。(いつになるか)
2013.11.1
浦和の家
台風26&27号の接近により、10/25の建方は順延して、秋空のもと10/28に浦和の家が無事上棟しました。現場に行く途中、同じような工程で工事していた他社のツーバイフォーの家は、明らかに25日に上棟を決行したのが判りました。大概一生に一度の事業な訳で、やむを得ない場合を除き、早まる気持ちは抑えたいものです。
N様おめでとうございます。期待に応えられるよう工事して参ります。
今日11/1は語呂合わせで犬の日だそうです。ワンワンワン
という事は猫の日もあるということで、ニャンニャンニャン → 2/22
鳴き声は2回でなく3回にしたのは何か理由があるのか判りませんが、犬の日にちなんで、15Kg超えのさくらの写真です。
朝の散歩の途中リードを咬みちぎられ、1kmくらいさくらを担いで歩いて帰ったくらいのほかは、特に変わりはございません。